パンク修理キットってどう使うの？！使い方ご紹介します！

タイヤがパンクしたら「スペアタイヤに交換」というのは少し前の話です。
最近のお車は燃費が良くなって、車両の重量を少しでも軽くしたり、コストを軽減させるためにスペアタイヤが入っていないお車が多くなってきました。
その代わりにご自身でタイヤのパンク修理をする「緊急パンク修理キット」というものが入っています。
しかし突然のパンクに修理キットの使い方が分らず、焦ってしまう方が多くいます。
使い方を知っていれば、スペアタイヤに交換よりも簡単に修理できてしまうんです！
万が一タイヤがパンクしてしまった時のために「パンク修理キット」の使い方を覚えておきましょう。

タイヤがパンクしたことはありますか？
ほとんどの方が経験がないかと思います。

タイヤがパンクすると…

・ハンドルが重くなって取られる
・異常な音や振動がする
・車両が傾く

などの症状が出てきます。

走っているときに少しでもいつもと違う違和感を感じたら、パンクしている可能性があるので速やかにハザードランプを上げながら安全の場所にお車を停めてタイヤを確認してみましょう。

そして安全な所へお車を停めたらパンク箇所の状態を確認します。

※この時の注意点は…
「釘などが刺さっている場合、その釘は抜かずにそのままに！」
釘を抜いてしまうと穴が大きくなって修理キットが使えないことがありますので注意して下さい。

そしてタイヤがパンクしてしまうと走行することが出来ません。
そのまま走行してしまうと、タイヤのゴムが切れてしまったり、ホイールが歪んだり、最悪大きな事故に繋がることもありますので十分注意しましょう！

パンク修理キットにはコンプレッサーと補修剤が入ったボトル容器がセットになっています。
収納してある場所は主に…

・トランクルーム
・助手席の足元
・シートの下

あたりに大体ありますが、車種によって異なる事もあるので事前に確認しておくのがマストです。

①修理前の準備

・地面が硬く平坦な場所に車を停める
・シフトレバーをパーキングにする
・サイドブレーキをかける
・ハザードランプを点滅させる
・パンク修理キットを準備する

②補修液をタイヤに接続

・パンクしているタイヤのバルブキャップを取り外す
↓
・補修液のボトル容器ホース先端には空気逃がしキャップがついているので一旦外す
↓
・液漏れしないようにねじ込んで接続する

③コンプレッサーの電源を接続する

・コンプレッサーのスイッチがOFFになっていることを確認する
↓
・電源プラグを車のソケットに差し込む

④ラベルの貼り付け

・車内とホイールに付属のラベルを１枚ずつ貼る

（※速度制限が表示しているラベル→運転席から見える位置へ）
（※パンク補修液注入済みの表示がるラベル→ホイールへ）

⑤ボトルの装着

・補修液のボトルをコンプレッサーに装着
（※ボトルの先端とコンプレッサーの突起がしっかり合っているか確認する）

⑥空気圧の確認

・規定されている空気圧を確認する
（運転席のドアを開けた左側、開口部にシールで表示してある）

⑦コンプレッサーを起動して補修液を注入

・スイッチをONにし、コンプレッサーを起動する
↓
・コンプレッサーの数値を確認
（※空気圧はスイッチをOFFにすることで確認出来る）

⑧コンプレッサーの取り外す

・規定の空気圧になったらコンプレッサーのスイッチをOFFにする
↓
・ホースをバルブから取り外しバルブキャップをはめる。
↓
空気逃がしキャップをホース先端に付ける

⑨慣らし走行

・タイヤ内部全体に補修液が均等に行き渡る為に走行する。
（※車速を80km以下で5km位走行）

⑩再度空気圧の確認

・走行が終わったら、再度コンプレッサーを接続して空気圧を確認する。
（※１３０hPa未満の場合は走行不可能）

これで応急処置が完了です。
パンク修理キットは種類によって使い方が異なることもありますので、必ず取扱説明書を確認してからお使い下さい！

パンク修理キットを使用した際の注意点としては、

・パンク修理キッドは、あくまでも最低限度走行する為の応急処置なので、長距離の運転や高速道路などの走行はやめましょう。
・応急修理したタイヤはできるだけ早めにタイヤ修理・交換を行い、パンク修理剤は１回使用したら新しく購入し、またお車に積んでおきましょう。

タイヤ修理キットは、スペアタイヤの交換とは違い、力仕事ではないので初心者や女性にも簡単に修理が出来そうですね！

もしもの時の為にしっかり事前に確認して、安心・安全なカーライフを過ごし下さい。

修理キットの使い方、その他分からないことは何でも私たちサンアイクにご相談下さい。

皆様のご来店心からお待ちしております。