ラジエーター

車の部品などはいつか交換しなければいけないときがくると思います。今回はラジエーターの交換のタイミング、故障時の対処法、メンテナンス方法などについて紹介したいと思います。

そもそもラジエーターって何?

車のエンジンが走行中に高温になるのを防ぐパーツがラジエーターで、中には冷却水が入っています。ラジエーターが故障するとエンジンが焼き付いてしまったり、車が全損してしまう重大なトラブル・事故に発展してしまう恐れがあります。快適なカーライフを楽しむために、ラジエーターの冷却水の量を確認、定期的なメンテナンスが必要となります。

ラジエーターの交換のタイミング

普通車なら7~13年くらいが寿命だと言われています。軽自動車は6~10年と言われているのですが、メンテナンスや車を運転する頻度によって、かなり違いがあります。ラジエーターはすぐに故障するわけではありませんし、車に乗る頻度が少なくて、メンテナンスなどをしっかりと行なっていればそれなりに長く持つものです。

ラジエーターの故障時の対処法

故障するとエンジンの回転数が不安定になったり、水温計がHまたはCにふれたりといった症状が出ます。そのような状態になったときは、安全な場所に車を停止させ、エンジンを停止させます。異常を感じたらすぐに安全な場所に停止することが大切です。その後は、ラジエーター内の冷却液の量を確認します。

メンテナンス方法

出来るだけ長く使いたいなら普段からのメンテナンスが非常に大切になってきます。では、どのようなメンテナンスを行うと良いのかを紹介します。

キャップをチェックする

ラジエーターキャップはただの蓋ではありません。パッキンとスプリングを使用した設計で冷却水のもれや防止や内部の圧力コントロールを担うパーツです。そのため、劣化が進むと、冷却水もれや圧力低下を招き、冷却性能にも影響を与えてしまいます。キャップの交換は5年と言われていますが、パッキン部分はゴムなので、劣化が激しいなら早めに交換をした方が良いですね。

冷却水を交換する

エンジンを冷やすための水路を行き来している冷却水は、時間とともに冷却がすすみます。冷却水は2年くらいが寿命といわれているため、1~2年の頻度で交換することをおすすめします。また、量が少なくなっていないかどうかも確認することが大切です。

エア抜きを行なう

冷却水を交換したときは、併せてエア抜きを行なわなければいけません。内部に空気が残った状態では、冷却水が熱を持ってしまう恐れがあります。また、冷却水がキャップからもれてしまう原因にもなるため、注意が必要です。

このように、ラジエーターの交換や故障、メンテナンスについて紹介しました。車に乗っている人なら誰でも交換をしなければいけないので、ラジエーターについて覚えておくことが大切です。普段のメンテナンスをしておくことが寿命を延ばすには大切ですよね。

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